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- 奥会津18 No.11 からむし織(昭和村) 平らな心で丁寧に向き合うからむしの技を守っていきたい(奥会津振興センター)- 2026.02.01(日) 12:10
奥会津18 No.11 からむし織(昭和村) 平らな心で丁寧に向き合うからむしの技を守っていきたい
奥会津振興センター
2026.02.01(日) 12:10
柳津町、三島町、金山町、昭和村、南会津町、只見町、檜枝岐村。奥会津7町村を舞台に四季をとおして撮影を行い、「歳時記の郷 奥会津」の奥深い魅力を伝えるポスターやカード各18種類を作成しました。ここでは、それぞれ関係者の皆さんにお聞きした、いま伝えたい奥会津、故郷への想いをご紹介します。

道の駅からむし織の里しょうわ 駅長 齋藤(さいとう)久美子(くみこ)さん
昭和村では、特産品の「からむし」を広く知ってもらうために平成6年から「からむし体験生」を受け入れています。からむし体験生になったことをきっかけに村に移住。その後も村に残り現在は「道の駅からむし織の里しょうわ」の駅長として、からむし織のために尽力しているのが齋藤さんです。
Q.からむし織の特徴を教えてください。
A.吸湿性と速乾性に優れるからむしで織った反物は「氷を纏うかのような涼しさ」で夏の最上級織物と言われています。昭和村のからむし織の大きな特徴は、原料となるからむしを畑で栽培するところから始まり、取り出した繊維から糸を作り織物となるまで、すべて手作業で行っているところです。からむしを栽培しているのは昭和村が本州で唯一で、生産技術は国の選定保存技術となっており、そのからむしの糸で丹念に織り上げるからむし織は国の伝統的工芸品となっています。
Q.からむし織の歴史を教えてください。
A.昭和村におけるからむし栽培の起源ははっきりしていないのですが、江戸中期には栽培を行っていた記録が残されています。昭和村は標高が高くかつては稲作を行えず、代わりに質の高いからむしを作り、越後(新潟)から買い付けに来た商人と取引していました。村人は自家用としては、からむしではなく麻の着物を織っていたそうです。からむしの栽培技術を後世に残すため、1971(昭和46)年に発足したからむし生産部会をきっかけに、からむし織も行うようになったと聞いています。
Q.齋藤さんが織姫(からむし体験生)になったきっかけを教えてください。
A.以前の仕事をひと区切りつけて次の仕事を探していた時に、年を取ったら機織りをして暮らしたいという小さい頃の夢をふと思い出しました。ネットで検索してみたところ、1年をかけて昭和村の特産品であるからむし全般や、山村の暮らしについて学ぶ「からむし体験生」のことを初めて知りました。面白そうだなと思い参加を決めました。受入を平成6年から積み重ねてきたこともあり、村人の皆さんは温かく私たち体験生を迎え入れてくれました。

Q.からむし織はどのように教わるのですか?また、村民とのふれあいも多いそうですが?
A.毎年5月から始まるからむし体験生が、実際にからむしを織るのは翌年の1〜3月になります。それまでは、からむしの栽培法やからむしの糸の作り方を元織姫や関係者の方々から教わります。道を歩いていると「織姫さんかい?」などと声を掛けてくれた村民のやさしさが今も心に残っています。田植え、野菜づくり、普請(ふしん)、村民運動会など、さまざま行事に参加して昔ながらの暮らしの魅力にすっかり魅せられ、研修後も村に残りからむし織の魅力を伝える道の駅の仕事に就きました。
Q.からむし織は大変な手間が掛かりますが、どこに魅力を感じますか?
いい意味でからむし織には、終わりがないと思います。これで満足ということにはなかなかならなくて、もっと上手く引きたい(からむしの繊維を引きだすこと)、績(う)みたい(からむしの繊維を割いてつなげること)、織りたいという気持ちになります。糸績みをしていると、いつの間にか時間が過ぎ心から安らぐから不思議です。「道の駅からむし織の里しょうわ」の織姫交流館では、からむし織の体験ができるので興味がある方はぜひ試してみてください。

からむし織に魅せられ、昭和村の暮らしぶりに惚れ込み、村人となった齋藤さん。冬は村の地機(じばた)※学習会に参加しからむし織の腕を今も磨き続け、ゆるやかな時が流れる昭和村のシンボルである昔ながらのからむしの技を丹念に伝えています。
※古くからある織り手が腰帯でたて糸を張る手織機のこと
【からむし織】
道の駅からむし織の里しょうわ 織姫交流館 からむし工芸博物館
住所 福島県大沼郡昭和村大字佐倉字上ノ原1
アクセス 磐越自動車道会津坂下ICから車で約1時間
JR只見線会津川口駅からバス約50分
駐車場 普通車40台、大型バス5台
お問い合わせ 道の駅からむし織の里しょうわ TEL0241-58-1655
【道の駅からむし織の里しょうわ HP】
https://www.karamushi.co.jp/michinoeki.html
【道の駅からむし織の里しょうわ 織姫交流館 X】
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【道の駅からむし織の里しょうわ Instgram】
https://www.instagram.com/karamushimitieki/
企業情報 企業情報
奥会津振興センター(地方公務)
〒 9680006 福島県大沼郡金山町中川字上居平933東北電力奥会津水力館「みお里」内
TEL : 0241427125
ホームページ : https://okuaizu.net/
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