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【ふくしま定食部】第100回 腹ぺこたちの終着駅。街道沿いから変わらず郡山市を見守る食堂(2)

エス・シー・シー

2026.01.11(日) 10:25

『ふくしま定食部』部長・東野

Facebook内で20,000人以上の会員を有する『ふくしま定食部』の部長・東野氏による食べ歩きコラム。東野氏「食堂がかもし出す情緒や風情ごと、そのメニューを多くの人に味わっていただきたいと思います」。

※最初から読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=7095

「納豆のカラシ、うちのは辛いからね~」気さくで温かい会話、おもてなしの接客はずっと変わらず。

変わったのはディープな空間を演出していたアイテムたち。食器など健在なものを見つけては懐かしさに浸ります。

以前の店内を彩った切り株メニューは車体ボディの手書き職人さんが書かれたもの

手書きで書かれた「御献立表」のほか、切り株に書かれたメニューの味わいが大好きでした。特に細いところに書かれたカツカレーの文字!

現店舗の「定休日」切り株は店主の娘さんが自筆の力作

ナポレオンズの頭ぐるぐるマジックで使うようなシルバーの箸立ても、「ごはんですよ」の瓶に入った七味も、そのすべてに大衆食堂の魅力が凝縮していました。

(写真左:あるだけでテンションが上がるシルバーの箸立て)
(写真右:「ごはんですよ」の瓶に七味の情緒)

さて、待つこと10分ほどで「もつ定食」が「マカロニハーフ」を伴って到着です。

とろとろに煮込まれた、くせのない豚もつとこんにゃく。にんにくと生姜がほんのり効いた濃厚味噌の余韻のうちにご飯を頬張ってうっとり。

歴史を刻んだ皿の赤文字も隠し味

赤子の耳たぶのようなやわらか“もつ”と、俺たちのナタデココ“こんにゃく”の異なる食感の同居も楽しく、白磁の皿に記された赤文字のノスタルジーも相まって口の中が至福で渋滞。

ウエイトリフティングの如く、一旦ごはんにクリーンしてからの口元へジャーク!

一度、味噌汁を啜ってリセットしたなら、マカロニサラダへ箸を移動。もったりとしたポテサラ寄りのマカロニサラダ。うれしいハーフサイズは定食のオプションとしても、ビールのお供としてもありがたい。

MM(もつ・マカロニ)セットを堪能したらお会計ですね。レジ脇に発見したマッチから「長年のご愛顧ありがとうございます!」と聞こえた気がしました。

「食堂 たばこ」の文字も時代を感じます

昭和43年(1968年)の創業当時、現店舗の後ろにあった瓦店が経営していたので『かわら食堂』。29年前の平成8年に先代が店名もそのままに引継ぎ、令和4年に改装。味わいはもちろん雰囲気、接客、継承されたことも含めた、そのすべてにおいて大好きな食堂。

第100回に取っておいた個人的ベスト食堂。

郡山駅は明治20年(1887年)の開業当時は終着駅。これからも食堂を愛する腹ぺこたちの終着駅として“かわら”ず在り続けてください。

一瞬、思い出の風が吹いた気がしました。改装前、ガラス越しに見上げた暖簾の風景。

ごちそうさまでした!

◆Information

かわら食堂

住所
郡山市安積4-306

電話番号
024-945-0192

営業時間
11:00~14:30/17:00~20:00

休み
不定休

駐車場
あり

※最初から読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=7095
※「ふくしま定食部」一覧をみる→https://www.cjnavi.co.jp/section/series/column-fukushima-teisyoku/

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