• ニュース一覧
  • 【ふくしま定食部】第99回 アイデンティティを胸に台湾といわき市、伝統と革新を心で紡ぐ(1)(エス・シー・シー)- 2025.12.07(日) 17:00

【ふくしま定食部】第99回 アイデンティティを胸に台湾といわき市、伝統と革新を心で紡ぐ(1)

エス・シー・シー

2025.12.07(日) 17:00

『ふくしま定食部』部長・東野

Facebook内で20,000人以上の会員を有する『ふくしま定食部』の部長・東野氏による食べ歩きコラム。東野氏「食堂がかもし出す情緒や風情ごと、そのメニューを多くの人に味わっていただきたいと思います」。

※続きを読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=5798

石積み風のモダンな外観はまるで炒飯のよう

第99回「ふくしま定食部」は、節目を前にお邪魔しておきたかったお店を目指し、常磐道でいわき市へ向かいます。

いわき湯本ICで降りたなら、鹿島街道を小名浜方面へ約20分。遠くに「アクアマリンふくしま」が見えてきたあたりで右折すると「炒飯専門店 東や3代目」さんがあります。

営業中を立て看板で確認したら、陽の差し込む明るい店内へ。東やさんのシステムは先払い制。やはり炒飯をオーダーされる方が大半ですが、定食などもあるんです。

着席前に中央のレジで先払いのシステム
横浜市で創業した当時の写真
台湾を感じる店内(夜の部で撮影)

東やさんは台湾出身の初代が昭和23年に「東屋食堂」として横浜市に創業。その後、中華を学んだ2代目・3代目が加わり、昭和34年に女将さんの故郷いわき市へ移転。「お食事処 東や」として長年愛されてきました。

令和4年に一度閉店となりますが、復活を望む声の多さに3代目が炒飯専門店として復活を決意しました。

先代の味を懐かしむ方のために、当時の味を復活させたメニューは、唐揚げ定食や酢豚定食、かつ丼、オムライスなど。※限定・予約制のものもあります

今日はあまりの人気にレギュラー化した「焼肉定食」をお願いします。それと、1日限定10個の「杏仁豆腐」にも間に合いました。

個人的に「真・中華一番」の2巻が熱い!

通りを眺めるカウンターに陣取り、台湾を感じる華やかなランプの下、「中華一番」を読みながら待ちます。

初代からの人気No.1「焼肉定食」が運ばれてきました。

「焼肉定食」(1,000円)。キャベツ山にかかる雲海の如き焼き肉

とろけるような麓山高原豚の上に満遍なく広げられた自家製のピリ辛ダレは、芽子にんにくのパンチあるコクと若干の辛みがご飯を捗らせます。

この濃厚タレとキャベツのドレッシング、2つの共通部分“積集合”のところがまた得も言えぬ旨さ。

ライスに乗せたビジュアルに「待て」 は3秒が限界
秘伝のタレとドレッシングの融合は終盤のお楽しみ

噛むほどに旨みがリフレイン。しっかり目に味付けされた焼き肉を頬張ったら、すぐさまライス!そして肉!そしてライス!

これぞ、初代から愛され続けてきた焼肉定食。これぞ秘伝のタレがもたらす満足感。

終盤に差し掛かったタイミングで、横浜中華街「聘珍楼(ヘイチンロウ)」の味を再現した「正宗杏仁豆腐」の到着です。※正宗とは本物の意味

1日限定10食に間に合えば必食の杏仁豆腐 380円
丁寧な作り方こその限定。本物の杏の香りを初体験

◆Information

炒飯専門店 東や3代目

住所
いわき市小名浜西町2-8

電話番号
0246-54-3044

営業時間
11:00~14:00
※土・日曜祝日は17:00~19:00も営業

休み
毎週水曜日

駐車場
6台

リンク
https://azumaya3daime.com/

※続きを読む→https://newsr.jp/news/disp.html?id=5798

※「ふくしま定食部」一覧をみる→https://www.cjnavi.co.jp/section/series/column-fukushima-teisyoku

企業情報 企業情報

エス・シー・シー(出版・イベント運営・通販)

〒 9602153 福島県福島市庄野字柿場1-1(株)日進堂印刷所内
TEL : 024-593-0500
ホームページ : https://www.cjnavi.co.jp/