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- 【星 賢孝の奥会津だより】雪をいただく早春の会津坂下町の「飯豊連峰」(エス・シー・シー)- 2026.03.12(木) 09:00
【星 賢孝の奥会津だより】雪をいただく早春の会津坂下町の「飯豊連峰」
エス・シー・シー
2026.03.12(木) 09:00
【雪をいただく早春の飯豊連峰(河沼郡会津坂下町大字五ノ併地内)※2023年3月初旬撮影】
[撮影機種:Canon EOS R5、手持ち撮影、絞り優先、シャッター速度1/800、F14、推奨レンズ24-105mm]
年間300日、奥会津やJR只見線の撮影をし続ける郷土写真家・星 賢孝(けんこう)さん。彼だからこそ知る四季折々の“美しき奥会津”をお届け。撮影アドバイスも紹介します。
早春の逆さ霊峰
比類なき四季の絶景を誇る只見線と奧会津ではあるが、春季において絶景が一番弱い時期は実は3月である。2月の雪華と4月の桜花が爛漫と咲き誇る鮮やかな季節の狭間で、さすがの只見線もちょっと一休み。さりながら、陽光と残雪の狭間で奇跡の絶景絵巻を一瞬だけ垣間見せるのが3月なのでもある。
澄みきった早春の空の下、雪をいただく飯豊連峰が威風堂々と横たわり、その威容を雪解け水の田園の鏡に映している刻がある。解け残る雪と水面は、時の流れを一瞬止めたかのように連山の気高さと大地の息遣いを映し出す。
自然のみが主役となるこの情景は、無常の理と永遠の美を同時に語りかけてくる。冷厳にして優美。沈黙のうちに日本の心を伝える一幅の詩が鮮やかに醸し出され、奏でられている。方角を変えれば、磐梯山の秀麗まで映し出す水田もある。
撮影は若宮駅周辺の田園。雪解けが遅いと車の乗り入れは不可なので、歩いてじっくりと散策しよう。
文・写真/星 賢孝
郷土写真家 星 賢孝
奥会津とJR只見線を撮影する郷土写真家。廃村で消滅した只見川の渡し舟「霧幻峡の渡し」を復活。インバウンドでの地域活性化に取り組む。2019年「みんゆう県民大賞ふるさと創世賞」受賞。2020年には写真集「四季彩々」(2019年発行)で福島民報出版文化賞・奨励賞。
◆Information
雪をいただく早春の飯豊連峰
住所
【今回の撮影スポット】
河沼郡会津坂下町大字五ノ併地内
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