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  • ビジネス書紹介・・・「ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント」(株式会社ココラム)- 2025.04.25(金) 09:00

ビジネス書紹介・・・「ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント」

株式会社ココラム

2025.04.25(金) 09:00

今回、ご紹介する書籍は、「ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント」

著者が藤田勝利
2004年 米クレアモント大学院ドラッカー経営大学院で 経営学修士号取得。ピーター・ドラッカー教授よりマネジメント理論全般を学ぶ。専攻は経営戦略論とリーダーシップ論。
2010年に経営コンサルタントとして独立。現在、桃山学院大学ビジネスデザイン学部特任教授。

ピーター・ドラッカーと言えば「マネジメントの父」と称されている。没後20年になるにもかかわらず、今も変わらず世界中のマネジメントを志す人たちから注目されている。
本書には、実際にドラッカー教授より教えを受けた人だけが語れる様々な教訓と知恵、そしてビジネスが求める本質と価値が示されている貴重な書籍だ。特にストーリー立てで語られる伝えたい課題や問題提起からの本質への導きは、分かりやすくて心に沁みてくる。
マネージャーが常に問われる「マネジメントは一体何を目指すのか」という根本的な問いに対して、マネージャーや組織内への問いかけは、企業が長く繁栄するために不可欠な資産「使命感とヴィジョン」を創りだすものだと言える。
組織風土、社員の働きがい、成長を感じる職場環境などは、すべて企業の資産である「使命感とヴィジョン」から生まれるものだ。

本書で語られる。
●そもそも組織とは 何を目的に創られるのか。
●人の力を最大限に引き出すためにマネージャーが心がけるべきことは何か。
●組織として最高の成果を生むために何が必要なのか。
そして、
「私たちの事業使命や目的とはそもそも何か」
「私たちの顧客は誰か。 顧客に提供したい価値は何か」
「この事業を発展させるために本当に必要な成果とは一体何か」
「人と組織の強みをどのように活かせば、その成果を実現できるか」
といった本質的な問いに立ち返ることなく行われる、組織構造、会計・人事管理手法のフレームワークなどの開発は、組織全体を行き詰まらせ衰退させる原因でもあると語る。

著者は、ドラッカー教授が言うマネジメントの目的を「人がいきいきと目的に向かっていくことがマネジメントの目的であって、組織はそのための手段である」と言うことを忘れてはいけません。と語っている。

ぜひ、お勧めしたい書籍の一つだ、

お近くの書店で。

著者 : 藤田勝利
出版 : 日経BP
定価 : 1800円+税

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