斎藤清美術館は、作品とともに斎藤清にまつわるものを数多く収集保存しています。中でも斎藤清研究において欠かせないのが、写真や映像資料です。

メキシコやフランスなど訪れた先々で目にした風物、様々な人たちとの出会いと親交、そして、雪原の中で、あるいは版木に向かい、一心に創作に打ち込む斎藤清自身の姿。往時の様子をリアルに伝えるそれらには、その時の斎藤が抱いていた関心や想いまでもが留められており、画家や作品への理解を深める重要な手がかりとなっています。

さらに、1959年の渡仏時に通訳兼案内を務めたフォトジャーナリスト・高田美(たかた・よし)、斎藤が深い信頼を寄せた森角勝(もりかく・まさる)など、写真家たちとの交流は斎藤の画業に大きな影響を及ぼしました。

そうした「写真」と斎藤清の関係を、斎藤清美術館が保管する写真・映像資料及び関連作品とともに紹介します。

■場所
やないづ町立斎藤清美術館
（福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙187）

■会期・開館時間
2026年1月6日（火）～ 3月29日（日）
9：00～16：30（入館は16：00まで）

■休館日
毎週月曜日　
※ただし、1月12日、2月23日は開館、1月13日、2月24日は休館。

■観覧料
一般510円（410円）、大学生・高校生300円（200円）、小中学生無料
※（ ）は15名以上の団体料金

■詳しくは、やないづ町立斎藤清美術館公式サイトの下記ページをご覧ください
https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/exhibits/6301/