民主音楽協会（民音）が主催する学校コンサートが、今日（30日）会津若松市立第三中学校で開かれ、津軽三味線の第一人者らのダイナミックな演奏に約280人の生徒が大歓声をあげ、感動の拍手を送りました。
民音では1973年から全国で小中学校を対象に無料のコンサートを開催していて、昨年までに参加した児童・生徒の数は140万人に上ります。今年、民音東北センターは「東北の子どもたちに届けよう!津軽三味線１万人プロジェクト」に取り組んでいて、会津若松市立第三中学校の体育館を会場に津軽三味線世界大会三連覇を果たした葛西頼之さんら三人の演奏者が、民謡からオリジナル、ジブリ作品のカバー等幅広く、迫力のある演奏を披露しました。ステージで体験教室に参加した三年生の生徒は「世界一の技術をもつ人に教えてもらって感激した。自分も今がんばっている分野で世界一を目指したい」と目を輝かせながら話していました。