福島県内では伝染性紅斑が流行しています。また、インフルエンザの増加も見られています。送別会や春休み、引っ越しシーズンを迎え、人の移動や会食の機会などが増える時期になりますので、基本的な感染対策の呼び掛けをお願いします。(福島県保健福祉部感染症対策課)

【伝染性紅斑】《警報》
○第10 週における定点あたり報告数は1.71 で、前週から減少しましたが警報は続いています。（警報解除基準：定点あたり1 を下回った場合）
○潜伏期間は約10～20 日と長く、また、過去に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫や流産を生じる場合があるため注意が必要です。
○予防には、手洗いやマスクの着用などの基本的な感染対策が有効です。
【インフルエンザ】
○ 第10 週における定点あたり報告数は2.42 となり、前週より増加しています。
○ 県内ではインフルエンザA 型が主に流行していますが、例年、春先はB 型のインフルエンザの流行が見られます。一度感染した方でも再び感染することがあるため、引き続き基本的な感染対策をお願いします。
○ 咳やくしゃみ等の症状がある場合はマスクを着用、家族等がインフルエンザになったら感染予防としてマスクを着用して体調の変化に注意し、学校や職場、家庭内での感染拡大防止について呼び掛けをお願いします。