令 和 ７ 年 ２ 月 １ ２ 日　福島県危機管理部危機管理課

株式会社うすい百貨店の緊急一時避難施設指定について

武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第１４８条に基づき、株式会社うすい百貨店の店舗を２月１２日付けで「緊急一時避難施設（※）」に指定しましたのでお知らせします。百貨店が緊急一時避難施設として指定される事例は東北地方で初めてとなります。武力攻撃事態等における県民の安全を確保するため、引き続き民間施設を含め、緊急一時避難施設の指定に取り組んでまいります。
※緊急一時避難施設
弾道ミサイル攻撃による爆風等からの直接の被害を軽減するため一時的に避難する施設。コンクリート造等の堅ろうな建物や地下施設を指定することとされている。
記
１ 指定した施設
うすい百貨店（郡山市中町１３－１）
２ 指定の経緯等
弾道ミサイル攻撃による爆風等の被害から県民の安全を確保するため、県として、緊急一時避難施設の指定を進める中、株式会社うすい百貨店との協議を重ねてきました。このたび、株式会社うすい百貨店から同意を得られたため、２月１２日付けで緊急一時避難施設として指定しました。うすい百貨店は、鉄骨鉄筋コンクリート造かつ地下階も有する堅ろうな施設であり、郡山駅近くの人通りが多い場所に位置していることから、避難先として有効と考えられます。
３ 緊急一時避難施設としての活用場面について
うすい百貨店の営業時間中に弾道ミサイルが発射されるなどして本県にＪアラートが発令された場合、店舗の利用者や近隣の住民が建物内に一時的に避難して、弾道ミサイルの爆風等から身を守る施設として活用することを想定しています。
４ 本県の緊急一時避難施設の指定状況
１，１２０施設（２月１２日現在、うすい百貨店を含む）