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  • 【星 賢孝の奥会津だより】三島町「道の駅 尾瀬街道みしま宿」の展望台から撮影した、第一只見川橋梁」(エス・シー・シー)- 2026.10.31(土) 09:00

【星 賢孝の奥会津だより】三島町「道の駅 尾瀬街道みしま宿」の展望台から撮影した、第一只見川橋梁」

エス・シー・シー

2026.10.31(土) 09:00

【「道の駅 尾瀬街道みしま宿」の展望台から撮影した、第一只見川橋梁(大沼郡三島町)※2024年10月上旬撮影】[撮影機種:Canon EOS R5、手持ち撮影、絞り優先、シャッター速度1/800、絞りF11、推奨レンズ24-105mm]



年間300日、奥会津やJR只見線の撮影をし続ける郷土写真家・星 賢孝(けんこう)さん。彼だからこそ知る四季折々の“美しき奥会津”をお届け。撮影アドバイスも紹介します。



錦秋渡る・第一只見川橋梁

朝霧の 薄衣まとふ 山あひを 秋影連れて 列車渡りぬ

奥会津の山々が錦の衣をまとい始める頃。第一只見川橋梁は、錦秋織りなす荘厳華麗なる大舞台となる。山肌を染める朱、黄金、萌黄。その極彩を抱きながら只見川は鏡のごとく静まり、橋梁と列車の姿を水面深く映している。

やがて列車は鉄橋を渡り、雄大な自然に抗うことなく山河の懐へ溶け込んで来る。いにしえより存在する風景の魂と命の躍動そのものになって、その存在を鼓舞している。中腹をたゆたう朝霧も深山幽玄の幻想を添えている。幾千年の霜雪が巡ろうとも、山塊は色付き、清流は下り、列車は人々の暮らしと命を乗せて動いている。

華やかな紅葉の奥に漂う一抹の寂寥―。それこそが奥会津の秋の美しさなのかもしれない。第一只見川橋梁を彩る錦秋は、移ろいゆく時空の尊さを、荘厳静謐にたたえて語りかけている。

文・写真/星 賢孝



◆Information

三島町「道の駅 尾瀬街道みしま宿」の展望台から撮影した「第一只見川橋」
住所
【今回の撮影スポット】
大沼郡三島町川井天屋原

郷土写真家 星 賢孝

奥会津とJR只見線を撮影する郷土写真家。廃村で消滅した只見川の渡し舟「霧幻峡の渡し」を復活。インバウンドでの地域活性化に取り組む。2019年「みんゆう県民大賞ふるさと創世賞」受賞。2020年には写真集「四季彩々」(2019年発行)で福島民報出版文化賞・奨励賞。


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