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【ふくしま定食部】第92回 桜の季節に小学校向かいでいただく、郡山市の家庭的な人気食堂(1)

エス・シー・シー

2025.05.04(日) 11:18

第92回「すずや食堂」

『ふくしま定食部』部長・東野
Facebook内で20,000人以上の会員を有する『ふくしま定食部』の部長・東野氏による食べ歩きコラム。東野氏「食堂がかもし出す情緒や風情ごと、そのメニューを多くの人に味わっていただきたいと思います」。

第92回の「ふくしま定食部」は、入学式を終えたばかりの4月に、小学校の校庭向かいに佇む郡山市の『すずや食堂』さんへ向かいます。

郡山インターを降りたら国道49号線を南へ。逢瀬川を越えた辺りで右折して、「富田西小学校」まで来ると、住宅地に溶け込んだ外観と高く掲げられた看板が見えてきます。

新学期の富田西小学校を見守る『すずや食堂』さん。住宅地に溶け込む外観はもはや風景の一部。

ビニールカーテン越しに厨房の活気を感じる店内

たくさんの子どもたちの往来を映してきたであろうガラス戸を開けて、店内に入るとカウンターとテーブル席。オープンに8分遅れた11時8分の入店でしたが、すでに店内は8割方着席の盛況。ソロ活動ですので、いつものように空いているカウンターへゲートイン。

木札メニューのキーホルダーがあったら全種類揃えます

早速、すずやさんの好きポイントのひとつ、高校野球の組み合わせ抽選会のように並ぶ木札メニューを見上げて熟考。かつ丼を頼みがちですが、今日は桜を愛でた流れでバラを愛でようと「バラ焼肉定食」に即決です。

待つ間、メニューを眺めますが、毎回気になるラーメン(600円)と支那そばの違い。中太麺か細麺かの違いなのですが、中太麺のラーメンばかりチョイスしていたので、次回は支那そばで食べ比べですね。

そこに添えたくなるのは、ラードで炒めるコク深い半チャーハン(350円)。チャーシュー・玉子・ネギとシンプルかつ満足度の高いチャーハンに、食堂らしいラーメンを組み合わせた王道の組み合わせが定期的に欲したくなるんです。

そして、すずやさんといえばかつ丼(950円)。作り置きではなく、注文が入ってから分厚い豚ロースを叩くスタイルで、肉に対する信念を感じます。

ダンダンと肉を叩く音が、揚げ音のピチピチに変わり、ジュワーとなったらもうじきの合図。しっかりめにとじられる玉子も愛おしいかつ丼は、これまで最も頂いてきたメニュー。

ソースカツ丼は、まるで二で押さえたげんこつ!

しっかりめにとじられたかつ丼は肉厚で食べ応え十分
圧巻ビジュアルのソースかつ丼(900円/部員提供)
魅力の積載オーバー!「バラ焼肉定食」は950円

パブリックビューイングのように居合わせた皆さんとテレビに興じていると、10分ほどで「バラ焼肉定食」の到着です。

ほどよい脂身と飴色の玉ネギが織りなす魅惑のウエーブ。顔の筋肉を鍛えるトレーニングアイテムのように、箸を支点に両端を揺らした豚バラを口まで運んだら、濃厚仕立ての自家製タレによく絡んでうっとり!

豚バラの醍醐味、脂身が美味しい耳たぶの如き食感を伴って、ライスを運ぶ手首のスナップを加速させます。

さらに個人的にうれしいのが、マカロニとポテトのハイブリッドサラダ。食感と味わいの良いとこ取りで、さりげなく旨いです。

◆Information

すずや食堂

住所
郡山市富田町大十内85-35

電話番号
024-951-5573

営業時間
11:00~19:30(19:00ラストオーダー)

休み
毎週水曜日

駐車場
5台

※(2)へ続く→https://newsr.jp/news/disp.html?id=1245
※「ふくしま定食部」一覧をみる→https://www.cjnavi.co.jp/section/series/column-fukushima-teisyoku

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