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- 2025.03.11(火) 【日刊CJ Monmo Web】星 賢孝の奥会津だより 会津美里町を流れる宮川を渡る只見線列車
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【日刊CJ Monmo Web】星 賢孝の奥会津だより 会津美里町を流れる宮川を渡る只見線列車
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年間300日、奥会津やJR只見線の撮影をし続ける郷土写真家・星 賢孝(けんこう)さん。彼だからこそ知る四季折々の“美しき奥会津”をお届け。撮影アドバイスも紹介します。
郷土写真家 星 賢孝
奥会津とJR只見線を撮影する郷土写真家。廃村で消滅した只見川の渡し舟「霧幻峡の渡し」を復活。インバウンドでの地域活性化に取り組む。2019年「みんゆう県民大賞ふるさと創世賞」受賞。2020年には写真集「四季彩々」(2019年発行)で福島民報出版文化賞・奨励賞。
清流染めて―宮川橋梁
広々とした川面を雪解けの奔流が弾け飛んでいる。泡立つ水は刻々と光を変えながら渦を巻き、春の息吹をはらんだ風が川岸の草をそよがせ、まだ冷たさを残す水音が河原に響き渡っている。静寂の中に張り詰める期待の中、鉄路を震わせる音が微かに近づいてきた。やがて、一陣の風とともに、只見線の列車が現れた。
車体の緑が夕映えの光を受けてほのかに朱を帯び、窓には旅人の顔が一瞬映り込んでいる。リズムよく響く車輪は清流と絡まり、橋梁を颯爽と駆け抜ける。天空は緩やかに紅を溶かし、山々の稜線を淡く照らし出している。
水面を染める橙の光が揺れ、列車の影とともに消え去っていく。遠ざかる響きは、夕暮れの静けさの中にやがて溶け込む。列影はまたひとつの物語を刻み、そして時の流れの中へと緩やかに消えていく。
撮影の際、車は堤防に駐車を。岸辺への接近は水量次第なので、ズームレンズが欲しい。
文・写真/星 賢孝
※写真は【宮川を渡る只見線列車(大沼郡会津美里町宮里地内)※2023年3月撮影】[撮影機種:Canon EOS R、手持ち撮影、シャッター速度1/640、F8、絞り優先]
◆Information
会津美里町を流れる宮川を渡る只見線列車
住所
【今回の撮影スポット】大沼郡会津美里町宮里地内
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